暮らしと健康

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作業療法士はどんな人が向いている?

「作業療法士」は、体や精神に障害のある患者さんが、日常生活や趣味などを行うことができるようにサポート。ありとあらゆる工夫を凝らしながらリハビリを行う職業です。国家資格であるため、人のために役に立ちたい、手に職をつけたいと考えている方の中には目指そうとしている人もいるのではないでしょうか?今回は、どんな人が作業療法士に向いているのか、を解説。職業研究の一環として、ぜひ参考にしてください。

作業療法士に向いている人はどんな人?

では、どんな人が作業療法士に向いているのか、その特徴を紹介していきます。
・人の変化に気がつける力
作業療法士は、日々の患者さんのわずかな変化などに気を配り、その都度、その時の患者さんの体調や状態に合わせたリハビリを行うことが求められます。また、少しでも体調が悪そうであれば医師に診せる必要があるかもしれません。患者さんのわずかな変化に気がつき、それ相応の応対が求められるのは、医療に従事する職業としては必須とも言えます。
・コミュニケーション能力
作業療法士がリハビリを行う患者さんは、精神的な疾患や病気、ケガなどで思い通りに作業を行えない方々です。年齢層も幅広く、全員が真面目にリハビリをしてくれるとは限らず、イライラしたり、気分が落ち込んだりなどしているかもしれません。そういった方々と向き合い、安心してリハビリを受けてもらえるようにするためには、コミュニケーションは必須。また、その人らしい生活をするためのリハビリなので、どんなことが好きで、どんなことをしていきたいのかなどを知ることで、よりよいプログラムを組むことができます。
・好奇心や遊び心
同じリハビリばかりやっていては、患者さんは飽きてしまいますし、モチベーションを維持できない可能性があります。そのため、幅広いプログラムを組むことが求められます。例えば、遊び心のあるリハビリを取り入れるなどです。現在では、eスポーツを取り入れたリハビリなども盛んです。そういった新しいリハビリ法や、一緒に楽しむことができるリハビリなどを取り入れることで、患者さんが心を開いて、一緒に頑張っていきたいと思ってもらえるようになるかもしれません。

今は持っていなくても作業療法士を目指せる

上記で紹介した特徴は、今持っていなくても、後から養っていけば遅いことはありません。作業療法士を目指すための勉強をしていく中で身につけて行くことを意識すると良いでしょう。

例えば、この作業療法士を目指せる学科がある専門学校は、作業療法士として必要な知識と技術を身につけるために、ロールプレイング授業を実施。実際に作業することで、理解度が深まるだけでなく、コミュニケーション能力なども養うことができます。また、作業療法士だけの勉強ではなく、同じ校舎内にある理学療法士など、他学科の教官からも指導を受けることができるため、作業療法士として活躍する際に活かせる力が身につきます。

作業療法士に向いている人について紹介してきました。今持っていない力があっても、作業療法士としての勉強を重ねていくうちに意識をしていれば、身につけることができます。ぜひ、人を身近で支えられる作業療法士を目指してみませんか?

リハビリを行う様子
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皆さんは「虫歯は子供だけの問題」とお考えではありませんか?確かに、大人になればなるほど虫歯よりも歯周病に悩まされている方が増えます。子供の時にあったような、ずきずきとした痛みなどは感じなくなっているかもしれません。

実は、子供の虫歯と大人の虫歯は発生する箇所が違います。子供の時の虫歯は噛む部分の窪みに残った食べカスが原因で虫歯になることが多いです。また、子供の虫歯は「狭く深く」起こるため、神経を刺激しやすいのが特徴です。しかしながら、大人の虫歯はどちらかというと歯の側面にできることが多く、また「浅く広く」起こることがほとんどであるため、神経を刺激せず痛みを感じにくいという特徴があります。そのため、自覚症状なく虫歯が進行してしまいます。

虫歯を放置すると、虫歯菌が血流に乗って全身に行きわたります。最近の研究によると、虫歯菌が肺炎や心筋梗塞、糖尿病など様々な病気に関与していることが分かっています。虫歯に気づき、治療をするだけではなく、予防をすることで重大な病気や疾患のリスクを低減しましょう。

①昼食後に歯磨きを行う

厚生労働省の調査によると、2016年には毎日2回歯を磨く人が、毎日歯を磨く人の約半分(49.8%)の割合でいました。多くの人は毎日朝と夜の2回磨くと考えて良いでしょう。

しかし、それだけでは虫歯の予防には不十分。可能であれば、昼食後も歯を磨くようにしましょう。また、どんなに忙しくとも、就寝前には必ず歯磨きをするようにしましょう。就寝中は唾液の分泌量が減るうえ、口呼吸をしてしまうとさらに口内が乾燥し、虫歯菌などが活動しやすい環境になってしまいます。朝起きた時、口のねばねば感が気になるという方は、眠っている間に虫歯菌や歯周病菌が活動しているせいかもしれません。ちなみに、1日3回以上歯を磨くという人は27.3%でした。

② 歯磨きの後にデンタルフロスを使う

歯の間に詰まった汚れを取るには、歯ブラシだけでは足りないことが多くあります。歯磨きの後にはデンタルフロスを使い、汚れを掻きだしましょう。

歯の間に詰まった汚れは虫歯の原因となります。もし、歯と歯が接している部分に黒い点がある場合は、虫歯になっている場合があります。痛みなどの自覚症状が無くとも、早めに歯医者にかかりましょう。

③フッ素を使用する

フッ素の塗布やフッ素でうがいをすることは、虫歯の予防に効果的です。市販の塗布薬や洗口液を使うのも良いですが、歯医者さんの指導の下、効果的な使用方法を習うのもよいでしょう。

東京都練馬区の歯科医であるしのはら歯科では、濃度の低いフッ素洗口液を使った「フッ素洗口」が診療メニューに入っています。予防歯科という観点から見ても、フッ素洗口液によるうがいは、手軽な上に効果も高いです。

歯は一生使う大切なものです。歳を重ねても自分の歯で噛むことにより、認知症の予防にも効果があると言われています。また、なんでもよく噛めるということは、自己の健康に対する自信にもなるため、若いうちから歯の健康を損なわないように注意しましょう。

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無添加素材の注文住宅に関心を寄せる人が増えています。無添加、というとまるで食品のように聞こえますよね。
実は住宅の建材にも無添加の製品があるのです。化学物質を含んだ様々な食品などが、アレルギーを引き起こしていることはご存知の方も多いかと思います。
住宅でも、建てる時に使われた化学合成物質や化学合成建材によるシックハウス症候群になってしまい、一生の買い物と思って購入した住宅に住み続けられなくなってしまった人がたくさんいます。

無添加素材の注文住宅というのは、そんなシックハウス症候群に苦しむ家族の、安心して住み続けられる家が欲しい、という声を受けて考案された住宅なのです。
いわば、家族の安心への希望が込められて開発された、と言っても過言ではないでしょう。
家族が集って暮らす家というのは、食品と同じくらい家族の健康に大きく関わってくるものであることは言うまでもありません。

少しくらいコストが高くなっても、安心安全な家で健康的な暮らしを大切な家族にはさせてあげたいですよね。
天然石や無垢材、漆喰で作られた無添加素材の注文住宅は、自然の素材を使っているため、従来工法の家よりもメンテナンス費用が格安で、お孫さんの代まで住み続けられる丈夫で安心な住宅を建てることができます。

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シックハウスとは、家を建てた時など主に新建材から出る気化性の化学物質が原因で起こる体への不調などを言います。
その他にもカビやダニ、埃などの原因が上げられますが、一様に体に出る症状は頭痛、めまい、吐き気、皮膚障害、鼻炎、呼吸器障害など沢山の症状を引き起こします。
以前は家を建てる時、新建材の使用がコストを安くしたり出来ますので安易に使われたようです。

問題の家から外に出ると症状が無くなる場合、それをシックハウス症候群と呼んでいる。
シックハウス症候群とは、住居内での室内空気汚染でさまざまな健康障害を起こすことの総称として呼んでいます。
毎日家にいる時間の長い主婦などは、特に掛かりやすく初めは何が原因なのかが判らず、そのうち小さな子供なども不調に悩まされるようになり発覚するのです。

国内でのシックハウス対策の法令は平成15年に施行され、その改正に伴い対策規制の内容は変更ありませんが、条文の構成などが変更されました。
この改善としてリホームなどでは、原因になる化学物質を除去するに良い効果を発揮する資材での使用で室内環境を改善することが出来ます。
折角建てた我が家をシックハウスから守り、健康にもよい環境での生活をしたいものです。

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